オフィスカジュアルの夏用の長ズボンをご紹介
夏用の長ズボンとはLONGPANTS
クールビズというとついトップスばかりに気を取られがちですが、実はボトムスにおいても…クールビズにふさわしいアイテム選びが必要です。夏用のパンツは、涼しく快適な穿き心地はもちろん、吸水速乾や通気性、シワのなりにくさなど夏のビジネスシーンに寄り添う機能を装備したものが理想的。夏用パンツの特徴は以下の通りです。
【通気性が良く見た目にも涼しげな素材】
ビジネスシーンの夏パンツはウールやコットンが基本ですが、ドライな質感が爽やかな印象を与えてくれるポリエステルやリネン混もおすすめです。クールマックスやアイスコットンなど、接触冷感や吸水速乾性に優れた機能性素材にも注目。肌との接着面積が少ない独特な凹凸が特徴のシアサッカー生地のパンツも人気があります。
【サラッとしたドライな肌触り】
日本の夏は湿度が高く、股の部分が蒸れたり汗で生地がまとわりついたりと不快な思いをしている方も多いはず。夏のビジネスシーンを快適に過ごすためには、サラッとしたドライな肌触りの夏用パンツを選ぶことが大切です。
夏用長ズボンのおすすめブランドMUST BRANDS
夏用パンツはさまざまなブランドで展開されていますが、どこで手に入れたらいいか迷ってしまう…という方のために夏用長ズボンのおすすめブランドをご紹介します。
【SUIT SELECT（スーツセレクト）】
SUIT SELECT（スーツセレクト）は、トレンド要素を取り入れたスーツをリーズナブルな価格で提供するスーツブランド。多様化するワークスタイルに合わせた機能的なパンツを取り揃えています。
【TOMORROWLAND（トゥモローランド）】
TOMORROWLAND（トゥモローランド）は、洗練されたエレガントなスタイルを提案するブランド。アイスコットンを採用したチノパンや、通気性やシワ耐久性に優れたポリエステル素材をカラミ織にしたスラックスなど、快適な夏パンツが充実しています。
【URBAN RESEARCH ROSSO MEN（アーバンリサーチ ロッソメン）】
URBAN RESEARCH ROSSO MEN（アーバンリサーチ ロッソメン）は、成熟した大人の男性のためのメンズブランド。イージーケア生地を採用したテーパードパンツや吸水速乾性能に優れたタックイージーパンツなど、汎用性の高い夏用パンツがラインナップされています。
【J.PRESS】
J.PRESSは、長年にわたりアメリカの歴史を彩るエリートたちに愛されてきた、オーセンティックアメリカントラディショナルを代表するブランド。夏に最適なシアサッカー生地のスラックスや、ウォッシャブル性と高いストレッチ性を備えたノータックパンツなど、エレガントな雰囲気とアクティブな快適さを両立させてくれる優秀パンツが揃っています。
夏用長ズボンのメリット、デメリットMERIT・DEMERIT
次に夏用パンツを選ぶメリットとデメリットをご紹介します。夏用パンツを選ぶメリットは主に以下の3点。
- 夏用の生地なので快適に過ごせる
- 見た目にも涼しげで爽やかな印象を与える
- 自宅ケアできるものが多く清潔に保てる
デメリットとしては、冬用のパンツに比べてカジュアルな印象を与える点。フォーマル感が求められるシーンでは、見た目がラフになりすぎないアイテムを選ぶ必要があります。
夏用長ズボンを選ぶポイントPOINT
涼しくて快適な夏用パンツを選ぶポイントは、以下の5点です。
point01通気性や吸水速乾などの機能性にこだわる
夏用パンツで一番重要なのは、快適性。選ぶ際は、快適な穿き心地を叶えてくれる機能性素材に注目して選びましょう。汗をかいても蒸れを防いでくれる通気性の良さにこだわるのはもちろん、吸水速乾機能や接触冷感機能もチェック。優れた機能素材を取り入れることで、暑い夏でも不快感なく過ごすことができます。
point02シワになりにくい素材を選ぶ
夏場は汗と湿気でどうしてもパンツにシワができやすくなってしまうもの。ですが、パンツのシワは仕事相手にネガティブな印象を与えてしまう恐れもあります。ビジネスシーンに求められる清潔感ときちんと感をキープするためには、シワになりにくい素材を選ぶことも重要。シワになりにくい素材を選べば、アイロン掛けが簡単に済むというのも嬉しいポイントです。
point03自宅ケアできる素材を選ぶ
夏用パンツは自宅ケアが可能なウォッシャブル機能がついたものを選ぶのがおすすめです。いくら通気性の良い素材を選んでも、汗をかいてそのままにしておくのは衛生的にも良くありませんよね。一日穿いたパンツは早めに洗濯をして、いつでも清潔な状態を保つことが大切です。
point04やや短めの着丈を選ぶ
夏用パンツは、くるぶしが覗くやや短めの着丈を選ぶのがおすすめ。肌を露出することで抜け感が生まれ、見た目にも涼しげな印象を与えることができます。単に短め丈のパンツを選ぶだけでなく、裾をロールアップした着こなしもおすすめ。裾に向かって細くなるテーパードシルエットを選べば、くるぶし見せがよりスマートに決まります。
point05明るめのカラーを選ぶ
ビジネス用パンツは黒、ネイビー、グレーといったベーシックカラーが基本ですが、夏らしい爽やかさを出すなら明るめのトーンを選ぶのが◎。夏ならではのホワイト系やサックス系、ベージュ、ライトグレーなどがおすすめです。
夏用長ズボンを使用したコーディネートの紹介COORDINATION
それでは実際に夏用パンツを使用したコーディネートをいくつかご紹介します。
シンプルイズザベスト 夏のシンプルコーデ
ポロシャツ×パンツのシンプルなワンツーコーデは、夏らしいパンツ選びで快適さを高めるひと工夫を。リネン素材のパンツは見た目にも涼しげな印象を与えるので、夏のオフィスカジュアルに最適です。
オフィスカジュアルに短パンはNGですが、くるぶしの見える短め丈のパンツなら無駄なたるみもなく爽やかに穿きこなすことができます。裾に向かって絞られたテーパードシルエットのものを選んであげると、よりスマートに見えて◎。
トップスをタックアウトで着こなす時は、ジャストサイズを選ぶのがだらしなく見えないポイントです。オーバーサイズだとカジュアル過ぎるのでビジネスシーンには適しませんが、逆にぴったりしすぎも暑苦しい印象を与えたり透け感が気になる原因になってしまうことがあるので要注意。体にほどよくフィットする適度なゆとりのあるサイズを選びましょう。
ネイビーやブラックなど濃色のトップスには、明るいカラーのボトムスを合わせて出すのがおすすめです。さらにスリッポンタイプのシューズを合わせれば、軽快な夏コーデに。
夏のシャツコーデ
シャツ×スラックスは夏のオフィスカジュアルの基本スタイル。ネイビーシャツは知的で洗練された印象を与える優秀アイテムですが、ボトムスにダークカラーのフル丈パンツを合わせてしまうとちょっぴり重さが気になります。夏らしい軽さを出すには短め丈のパンツを選び、さらにグルカサンダルやスリッポンなど、ちょっぴり肌が覗くシューズで抜け感をプラスすれば解決。
ネイビー×ブラックの色合わせを成功させるポイントは、やや明るめのネイビーを選んでコントラストを効かせること。黒に近いダークトーンを選ぶなら、いっそワンカラーでまとめた方がスマートに決まります。その場合は、裾から白インナーをちょっぴり覗かせてあげると、メリハリの効いた着こなしが作れますよ。
ワイドシルエットのシャツはカジュアルな印象を与えるので、第一ボタンまで閉めるなどきちんと感をキープする工夫を。だらしなく見えない着丈をチョイスするのもポイントです。
モノトーンで程よくキレイめ、シンプルに
トップスに柄物を選ぶ時は、主張しすぎないベーシックなパンツを選ぶのが正解です。
オフィスカジュアルで着用するトップスは、柄物であれば控えめなストライプやチェック柄を選ぶのが基本。カジュアルな印象が強いボーダーTシャツは、オフィスカジュアルにはあまり適さないアイテムと言えます。ただし、比較的カジュアルな服装がOKな職場であれば、コーディネート次第では着用可能な場合も。
まずカラーはモノトーンで、ボーダーのピッチが細いものを選びましょう。カラーボーダーや太ピッチのボーダーはラフすぎるのでNGです。ボトムスにはシンプルなパンツをチョイスし、シューズはきちんと感が出せるレザーシューズをON。パンツはソックスがチラリと覗く丈感を選ぶのが正解です。
全体の色味を無彩色に絞ると、落ち着いた雰囲気が演出できます。だらしなく見えないよう、サイズ選びにも気を配って。
ラフなTシャツコーデは、取引先の人に会う予定が入っている日は避けた方が無難です。急な会議や外出に備え、サッと羽織れるジャケットを持っていると安心。
夏のレイヤードコーディネート
ニットベストを重ねた夏のレイヤードコーデには、リラックス感のあるセミワイドシルエットの夏パンツが大活躍。
カーディガンやベストなどのニットアイテムは、オフィスカジュアルにこなれ感をプラスできる優秀アイテムですが、選び方や合わせ方を間違えると野暮ったく見えてしまう恐れがあるので注意が必要です。特にニットベストは、ともすれば子供っぽく見えたり逆に老け見えが気になりがち。選ぶ際は、ネックラインが深すぎず、身幅や肩幅にほどよくゆとりのあるものを選ぶのがおすすめです。さらに、ややワイドなシルエットのパンツを合わせることで、リラックス感と今っぽさ、夏らしいラフさを演出しましょう。
ニットベストは無地のシャツやカットソーに重ねるだけでももちろん素敵ですが、インナーにギンガムチェック柄のシャツを選んでコーデに動きをつけてあげると、グッとおしゃれな印象に。柄物を使っても、全体をベーシックカラーでまとめることできちんと感をキープできます。
足元にベストと同色のレザーサンダルを合わせれば、シーズンムードも◎。もう少しフォーマル感を高めたいなら、黒かブラウンのレザーシューズを選ぶといいでしょう。
ジャケットとネクタイでキレイめコーデ
オフィスカジュアルの鉄板、ジャケパンコーデは、適度なフォーマル感を備えつつ堅苦しくないバランスにまとめるのがポイントです。上下で別々のアイテムを合わせることで、ほどよいカジュアル感と軽やかさを演出しましょう。
ネイビージャケットは、コットンやリネン、または吸湿速乾性に優れた機能性素材を使用したサマージャケットを選び、快適性だけでなく見た目の爽やかさも意識して。パンツはベージュやホワイト、ライトベージュといった明るめカラーを選んで軽さを出すのも一つの方法ですが、こなれたカジュアルムードが出せるカーキもおすすめです。ただし、ジャケットはダークネイビーよりも明るめのネイビーの方が相性〇。
ジャケパンコーデに合わせるネクタイは、ジャケットかパンツどちらかのカラーにリンクさせると統一感のある着こなしに仕上がります。表情豊かな首元を演出できるニットタイもおすすめ。