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ワイシャツ のインナーは見えない、透けないが鉄則

ワイシャツ のインナーは見えない、透けないが鉄則

ワイシャツ のインナーは見えない、透けないが鉄則

突然ですが、欧米ではインナーに対する常識が日本と異なるのをご存知ですか?。 

欧米ではスーツの中に着るドレスシャツが下着(インナー)とみなされており、現代でもアメリカやイギリスでは、素肌に直接ワイシャツを着る人が大半です。
では日本人に多い、ワイシャツの中にTシャツ(インナー)を着るスタイルは間違いなのでしょうか。

日本の夏は高温多湿なので、汗ジミを防止するため、ワイシャツにインナーを着るのは決して間違いではありません。
冬の場合も、防寒対策としてワイシャツのインナーは有効でしょう。
ただし、ワイシャツの襟元からインナーが見えたり、透けたりするのはNG。せっかくおしゃれに決まったコーディネートも、インナーが見えることで台無しになってしまいます。

そこで今回は、普段見落としがちなワイシャツのインナーについて、選び方や注意点を紹介します。

ワイシャツインナーのNGスタイル

ワイシャツの襟元からTシャツが見えているイメージ画像

ワイシャツの襟元からTシャツが見えている。

ワイシャツの中に着ているインナーの形が透けて見えるイメージ画像

ワイシャツの中に着ているインナーの形が透けて見える。

上の写真のように、Tシャツ(インナー)が丸見え状態になっている人を見かけたことはありませんか?
ジャケットやシューズをカッコ良く着こなしていても、インナーが見えてしまっては残念。全体的に野暮ったく見えてしまいます。

ワイシャツの中にインナーを着る場合は、

「見えないこと・透けないこと」。

この2つのポイントが鉄則です。

では、どのようなインナーがワイシャツに適しているのか、具体的な選び方をチェックしてみましょう。

インナーの選び方のチェックポイント

「見えないこと・透けないこと」を徹底するには、インナーが見えにくい襟の形や、透けにくい色をチェックしていきます。

襟の種類と用途POINT

まずは最適なインナーの襟の種類を確認していきましょう。 

インナーの襟の形によっては、ワイシャツの首元を開いたときに、インナーのネックラインが見えてしまいます。
その状態は、ただ見た目がダサくなるだけでなく、周囲からマナーの悪い人だと思われることも。

クルーネックDETAIL 1

クルーネックインナーのイメージ画像

クルーネックは一般的な丸首ネックラインです。

ワイシャツのインナーとして着用する場合は、首元を閉じるタイドアップスタイルであれば問題なく着用できます。
しかし、クールビズなどで第一ボタンを開ける場合は、襟元からインナーが見えてしまうのでNG。

VネックDETAIL 2

Vネックインナーのイメージ画像

V字型のネックライン。

こちらはワイシャツの第一ボタンを開いても、中のインナーは見えません。
よって、ネクタイを着けたタイドアップはもちろん、第一ボタンを開けたノータイスタイルにも対応可能。
ただしV字ラインが浅いタイプは、クルーネックと同様に襟元からインナーが見えてしまうので注意が必要です。

UネックDETAIL 3

Uネックインナーのイメージ画像

Uネックはクルーネックと同じ丸首型ですが、Vネックのように切込みが深い特徴があります。

用途はVネックと同じく、タイドアップ・ノータイどちらでもOK。
Vネックのシャープなシルエットが苦手な方は、柔らかい印象のUネックがおすすめです。

色についてPOINT

ワイシャツの中に着るTシャツの色は、白が一般的ではないでしょうか。

ワイシャツの生地が厚い場合は、白のインナーでも透けにくいのですが、夏用のビジネスワイシャツは薄手なので結局透けてしまいます。

透けることを完全に阻止することは難しいので、インナーの色は肌色に合わせたベージュを採用するのがベストです。これによりインナーの透けが目立たなくなります。
ベージュに抵抗がある方は、白よりも光を反射しない、主張弱めのライトグレーがおすすめ。

したがって、ワイシャツのインナーに相応しい色は、ベージュ > ライトグレー > 白 の順番で覚えておきましょう。

袖の長さについてPOINT

インナーシャツの袖タイプは、半袖・長袖・ノースリーブ・タンクトップが一般的です。この中で、オールシーズンで着られるのは半袖のインナーでしょう。

半袖と長袖の場合は、袖がワイシャツからはみ出ないこと。この点を抑えておきましょう。

ノースリーブやタンクトップの場合は、袖のはみ出しを気にする必要はなくなりますが、脇部分の汗ジミが発生しやすくなるのでおすすめしません。

シームレスPOINT

ネックラインや袖口の縫い目がない、シームレスインナーを使用するのも選択肢の1つです。

ワイシャツからインナーが透けるとき、最も目立つ部分がネックラインなどの縫い目になります。

縫い目がないシームレスインナーなら、ラインの透けを軽減することが可能です。

夏にオススメのインナーをピックアップ

夏にオススメのインナーのイメージ画像

ここからは、通販や店頭などで買える、夏におすすめしたいインナーを紹介します。

透けにくい、はみ出しにくいなど、ワイシャツのインナーに相応しい基本条件はもちろんクリア。

その他にも重要となる、着心地や機能性にもフォーカスして、おすすめ商品をピックアップしていきます。

SEEK(シーク)/強撚カットオフ UネックTシャツDESIGN

SEEK|強撚カットオフ UネックTシャツの画像

快適性やデザイン性が高く評価されている、国内アンダーウェアブランド「シーク」のシームレスインナー。

ワイシャツの中に着ることを前提に構築されているので、夏のビジネスシーンでは頼りになる1枚です。

脇部分には、汗ジミを防ぐパッドが付けられているなど、親切設計も嬉しいポイントですね。

UNIQLO(ユニクロ)/エアリズムマイクロメッシュVネックTDESIGN

UNIQLO|エアリズムマイクロメッシュVネックの画像

機能性インナーで有名な「ユニクロ」のエアリズムTシャツ。

ストレッチ性や抗菌防臭性など、インナーとして高い機能性を持っています。

中でも湿気の吸収・放出により、サラサラとした着心地をサポートする吸放湿性は、他のインナーではあまり見られないエアリズムならではの機能です。

YG(ワイジー)/DRY&COOLシリーズ クルーネックTシャツDESIGN

YG|DRY&COOLシリーズ クルーネックTシャツの画像

メンズアンダーウェアを専門に取り扱う国内ブランド「YG」のクルーネックTシャツ。

襟、袖口、裾の縫い目は、凸凹が目立たないフラットな作り込みで、まるでシームレスのような感覚で着られます。

また肌への密着面積が少なくなる、鹿の子編みで生地が作られているので、通気性が良好です。

BROS by WACOAL MEN(ブロス バイ ワコールメン)/V首 半袖シャツDESIGN

BROS by WACOAL MEN|V首 半袖シャツの画像

女性用下着メーカーで有名なワコールの、男性向けブランド「ブロス バイ ワコールメン」のさらさらインナー。

こちらはシルエットにこだわりがあり、胸元から裾にかけてのラインが締まっています。

これにより、インナーのごわつきが抑えられ、動きやすさと見た目の美しさが整います。

B.V.D.(ビー・ブイ・ディー)/Vネック半袖TシャツDESIGN

B.V.D.|Vネック半袖Tシャツの画像

普段使いからスポーツ向けまで、幅広いインナーを扱う「B.V.D.」のクール素材インナー。

インナー内の湿気が高まると、自動で繊維が伸び縮みをして、汗を外へ放出する機能性シャツです。

脇部分は、肌が触れにくいように空間を置いた設計で、尚且つ汗ジミが目立たないように生地を2重に織っています。

ビジネスシーンでの着用を意識した徹底ぶりですね。

深さ22cmのVネックなので、襟元からインナーが見えてしまう心配もないでしょう。

COOLMAGIC(クールマジック)/VネックTシャツDESIGN

COOLMAGIC|VネックTシャツの画像

明治29年から続く日本の老舗下着メーカー、グンゼから出ている「クールマジック」の夏向け綿混インナー。

「肌に触れるものは綿などの天然素材が良い」という方はこちらの綿混インナーがおすすめです。

綿は速乾性に劣りますが、水分の蒸発量が多いポリエステルと混紡することで、綿の柔らかい肌触りを保ちながら機能性も持たせられます。

ContRante(コントランテ)/シルキーストレッチ Vネック 半袖 TシャツDESIGN

ContRante|シルキーストレッチ Vネック 半袖 Tシャツの画像

通販で若者から高い評価を受けているインナーウェア専門店SHIROHATOのオリジナルブランド「コントランテ」のストレッチインナー。

ポリエステル100%のインナー生地は固く感じることがありますが、こちらはストレッチ性に長けたポリウレタンを混紡しているので、生地の突っ張り感を軽減しています。

速乾、冷感、軽量といったオーソドックスな機能も充実しており、コスパも◎

スマートなインナー選びでダサいを解決

たった数cm、インナーが首元から飛び出しているだけで、服装の印象が大きく変わってしまいます。

「ダサい」と思われないためだけでなく、社会人の基本的なマナーとしても、インナーの主張はできる限り抑えておきましょう。

「見えない」「透けない」を鉄則として、ワイシャツに相応しいインナーを手に入れたいですね。

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