夏なのに、革靴にスラックスを履いて出勤…暑い夏が余計に暑く感じてしまいますね。
ビジネスシーンでは、スラックスや革靴の色に合わせたダークカラーのソックスを履くのがマナーだと言われています。
近年、オフィカジファッションが浸透してきたことで、デニム、チノパン、スニーカーなどカジュアルアイテムもOKに。
そのためソックス選びの幅も広がり、柄物やカラーソックスで遊び心を取り入れやすくなりました。
今回は、足元のオシャレにもこだわっていきたい方のために、オフィカジのソックスのあり方について解説していきます。
ビジネスシーンで履くソックス選びの基本ルール
まず始めに、スーツスタイルでのソックス選びについて知っておきましょう。
スーツスタイルでは、基本的に肌の露出はNGとされており、半袖シャツでさえも本来は不相応。
ソックスも同様で、座ったり歩いたりした際に、肌が見えないようロングホーズ(ハイソックス)を履くのが一般的です。生足やすね毛が見えるのは一番避けたい点になります。
その他には、悪目立ちを防止するためなどが挙げられます。
ソックスの色はスーツか革靴の色に合わせる。厚さは厚すぎないもの。肌が透けないハイゲージのソックスを選ぶというのが基本ルールです。
オフィスカジュアルでのソックス選びのポイント
では次に、オフィスカジュアルでのソックスの選び方を解説します。
スーツスタイルではタブーと言われていたことも、オフィカジでは緩和されます。ただし限度がありますので、守るべきルールやポイントを知っておきましょう。
POINTカジュアルすぎない
普段そこまで目立たない靴下ですが、カジュアルなソックスがチラチラ見え隠れしてしまうと、全体の印象までガラリとカジュアルダウンしてしまいます。
白ソックス、スポーツソックス、生地が厚すぎるソックスは特に避けるべきです。
カジュアルなソックスは、優しくて温かみのある印象がありますが、仕事をする空間には相応しくないので、カジュアルすぎないように注意したいですね。
POINT派手すぎない
誰とも被らないユニークなコーディネートを作ろうとして、色や柄、デザインなどを必要以上に盛り込むのも良くない選び方です。
派手すぎてしまうと、全身の整ったコーディネートが台無しになったり、足元が浮いたコーディネートになったりと、ソックス1つで残念な結果になってしまいます。
派手なソックスは全身のバランスとうまくマッチすれば、オフィカジ上級者の着こなしが完成しますが、非常に難易度が高いためおすすめ出来ません。
POINT色と柄のバランスがポイント
カジュアルすぎない、派手すぎない、では一体どのようなソックスがオフィスカジュアルに相応しいのでしょうか。
ポイントは調和のとれた色・柄の取り入れ方にあります。
例えば、存在感の強い柄物ソックスを履くなら、色は落ち着いたダーク系をチョイス。紫など個性を引き立てる色を使うなら、柄は無地にするかドットなどのシンプルな柄を選びましょう。
このように色と柄の強さを差し引きすることで、カジュアルに行き過ぎるのを防ぎ、色々なテイストで足元のオシャレを楽しめるようになります。
以上のルール・ポイントを意識して、無難になりがちなソックス選びに、遊び心を取り入れてみてはいかがでしょうか。
次のセクションでは、足元が様になる、おすすめソックスを紹介します。
DESIGNドット柄
ドット柄は、カジュアルファッションに多く使用されている柄で、かわいい、ポップといったイメージ。ドットが大きいと明るい印象に、ドットが小さいと落ち着いた印象になります。
一見、会社に履いていくソックスとしては選びづらいと思うかもしれませんが、ピンドット(小さい水玉模様)やダークカラーを取り入れることで、男性でもさりげない遊び心あるコーディネートを作ることができます。
ITEM 1ottimo(オッティモ)/ドット柄ソックス
ドット柄 × グレースラックス+プレーントゥのスタイル
ブラックをベースにした、小粒でかわいいグリーンのドット柄ソックスは、ありきたりなビジネススタイルにポップさをプラスするGOODアイテム。
グレースラックス+プレーントゥシューズの堅めのコーディネートには、グリーンのドットが程よいアクセントになります。
素材はコットンにナイロンを混ぜたサラサラ生地なので、沢山歩くビジネスマンに最適です。
ITEM 2green label relaxing(グリーンレーベル リラクシング)/SKN DOT 32 ソックス
ドット柄 × デニム+ウィングチップのスタイル
ベースカラーがグレーで、小さい白のドットソックスは、全体的に控えめな印象。
ビジネスシーンで、足元に何気ない遊び心を取り入れたい方におすすめのデザインです。
キレイなデニムと合わせれば、慎ましい雰囲気が一気に明るくなります。ただ、シューズは革靴などを取り入れて、カジュアルすぎないようにコントロールしましょう。
ITEM 3fukusuke(福助)/リンクスドット 30cm丈
ドット柄 × チノパン+ローファーのスタイル
ブラウンベースにネイビーのドットが入ったオシャレなソックス。品のある配色がビジネスシーンにハマります。
この商品は、コットン生地の中でも最高品質と言われるエジプトギザ綿を使用しており、高級パジャマや下着のような贅沢な質感が魅力です。
おすすめコーデは、ベージュのチノパンに黒のローファーがGOOD。色の明るさにメリハリが付くので、コーデが難しい大きめドットソックスでもしっくり決まります。
DESIGN小紋
小さな模様がソックス全体に散りばめられた小紋柄。元々は和服の柄として親しまれていましたが、味わい深い個性的な模様が、ソックスとの相性も良好です。
ドット柄と同様に、模様や色合いのバランスを整えることで、主張しすぎない自然なオシャレコーデが作れます。
ITEM 1Tabio(タビオ)/メンズ 小紋柄ソックス
小紋柄 × グレースラックス+プレーントゥのスタイル
鮮やかなブルーとオレンジの色彩が、フワッと足元を明るくする小紋柄ソックス。気分を上げたい日や、日常に変化をつけたい日などに履きたい一足ですね。
スラックスにプレントゥシューズを合わせたこちらのスタイリングは、発色のいい小紋柄ソックスがチラ見えして大人の余裕がある着こなしに。ドレスアイテムと合わせる場合、発色がいいソックスは、柄は控えめに。
ITEM 2SHIPS(シップス)/レギュラー シャドー コモン ソックス
小紋柄 × デニム+ウィングチップ のスタイル
やや赤みのあるブラウンをベースカラーに、さりげなく溶け込むシャドー小紋柄のソックスは、シックで大人びた男性を演出。
ブラウンのドレスソックスは、カジュアルにもスーツスタイルにも合わせやすい特徴があり、色々なコーディネートにハマります。
デニムに、ソックスと同系色のウィングチップと合わせれば、シックにまとまります。
ITEM 3BEAMS PLUS(ビームスプラス)/小紋柄ソックス
小紋柄 × チノパン+ローファーのスタイル
濃いグリーンに、存在感抜群の小紋柄が配されたソックスは、エネルギッシュな印象。
いつもとは一味違う、バリバリ頑張りたい日に身につけたいアイテムです。
アクセントとしてチラ見せするコーデも良いですが、思い切って明るいベージュのチノパンと合わせて、カジュアル感強めに仕上げても決まるでしょう。
DESIGNボーダー
カットソーなどで馴染み深いボーダーは、よく目立つ柄なので、遊び心が効いたおしゃれソックスです。
ただし、ピッチ(線の幅)が広すぎたり、色の強弱がはっきりしすぎたりすると、ソックスが目に付いてしまいオフィカジでは浮いてしまいます。
なので、ボーダーを取り入れる際は、線の細いものやダークカラーのソックスをチョイスしましょう。
ITEM 1rasox(ラソックス)/セミドレス ピンボーダー
ボーダー × グレースラックス+プレーントゥのスタイル
ピッチ幅が狭いピンボーダーと、どんな服装にもマッチしやすいグレーソックスは、シンプル&スマートな印象。
ビジネススタイルにさりげなく取り入れれば、足元のファッションにも抜け目ない、ちゃっかり上級者の仲間入りです。
またこちらのソックスは、モダールという素材を使用しており、シルクのような肌触りを感じられながら、水洗いもOKなので機能性もバッチリ。
ITEM 2CHICSTOCKS(シックストックス)/HORIZONTAL STRIPES
ボーダー × デニム+ウィングチップのスタイル
ピンボーダーのすっきりしたラインに、バーガンディカラーを合わせた、ちょっぴり大人の遊び心をくすぐるソックス。
デニムと、ウィングチップの間から垣間見えるボーダーソックスが、普段のコーデに鮮やかな彩を加えます。
ITEM 3CALZEDONIA(カルツェドニア)/柄入り コットン ショートソックス
ボーダー × チノパン+ローファーのスタイル
グレー×ホワイトのシックな配色。ボーダーの配置がおしゃれなソックスです。
シックな配色は清潔感、知的な印象がありますが、ボーダーがユニークな配置でいいバランスを生んでいます。
面白いボーダーなので、足首周辺までボーダー柄が見えるローファーを履いて、センスの良さをアピールすると良いでしょう。
DESIGNチェック
穏やか、優しい、おしゃれ、かわいいといった印象を相手に与えるチェック柄。
ジャケットやネクタイにもチェック柄を見かける頻度が高く、ソックスに取り入れても全く不自然ではありません。
アクセントを付けるのに丁度良い柄なので、一足持っておくと便利ですよ。
ITEM 1NASSOW(ナッソー)/千鳥柄ソックス
チェック柄 × グレースラックス+プレーントゥのスタイル
模様の1つ1つが細かく配された千鳥柄ソックス(ネイビー)は、控えめながら品のあるイメージ。
スラックスとプレーントゥシューズに合わせれば、余裕ある大人コーデの完成。それとなく大人の魅力を際立てたい、30代以上の男性におすすめです。
ITEM 2HALISON(ハリソン)/エジプト綿 スモールアーガイル
チェック柄 × デニム+ウィングチップのスタイル
ベージュを基調に、ライトグリーンとワインレッドであしらった、クラシックで高級感あるアーガイル柄ソックス。
こちらの商品は、240本の針を使ったハイゲージ編機を使用したり、高級エジプト綿を使い光沢感を出したり、ドレッシーな雰囲気にまとめ上げています。
ITEM 3THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー )/マドラスチェック柄ソックス
チェック柄 × チノパン+ローファーのスタイル
ブラックのベースカラーに、グレーのチェック柄が不規則に交わったマドラス柄ソックス。
飾りすぎない控えめなデザインなので、場を乱すこともなく、様々なシーンで取り入れやすいアイテムです。
大きい柄のチェックは色味をシックにすることで、上品に履けます。
DESIGNカラー
カラーソックスは、選んだ色によって相手に与える印象や自分自身の気分も変わっていく、目が楽しいソックスです。
例えばオレンジなら、角が取れて話しかけやすい印象、自分自身も明るくハッピーな気分に。といった楽しみ方ができます。
ただし、ビジネスシーンでの使用を考慮すると、派手なビビッドカラーのソックスは避けるのが賢明です。
ITEM 1HARUSAKU(ハルサク)/プレーンリブソックス
カラー × グレースラックス+プレーントゥのスタイル
草原を思わせるような癒しを与える、オフミントのカラーソックス。気持ちが乗らない日に履けば、重い足取りも軽快になりそうですね。
ロイカと呼ばれる消臭効果の高い糸を使用しているので、色・機能面ともに、夏に働くビジネスマンに最適。
ITEM 2LUCKY SOCKS(ラッキーソックス)/ スムースリブソックス
カラー × デニム+ウィングチップのスタイル
深みのあるイエロー(マスタード)のカラーソックス。落ち着いた彩度なので、決して子供っぽく見えず、親しみやすい印象を相手に与えるでしょう。
また吸湿速乾に効果のある和糸がブレンドされているので、蒸し暑い夏でもサラサラ感が持続しやすいのも嬉しいポイント。
こちらのカラーは、デニムとレザーシューズの差し色にすると、大人っぽさの中に柔軟性がミックスされますよ。
ITEM 3UNIQLO(ユニクロ)/スーピマコットンカノコソックス
カラー× チノパン+ローファーのスタイル
淡いブルーソックスは涼しい見た目が爽やかでクリーン。
ブルーなどの寒色系は、収縮色とも呼ばれスタイリングを引き締める効果があります。
ベージュのチノパンは膨張色なので、ブルーソックスを配すれば、下半身が引き締まり美しくまとまるでしょう。