様々なタイプのシルエットシルエット、なぜ大事？
ぴったりしている、ややゆとりがある、かなりゆったりしているなど、コーデには様々なタイプのシルエットが存在します。
それぞれには特徴があり、ぴったりサイズでは清潔感や安心感を、ゆったりサイズでは個性的な印象や落ち着いた雰囲気を相手に与える効果があります。
チノパンにシャツといったシンプルコーデにおいても、サイズ感を意識するだけで瞬く間にスタイリッシュなイメージに、反対に適当なサイズをチョイスするとせっかくの良いアイテムが台無しに。
このように、コーディネートでは自分自身のシルエットを自覚することが、とても重要だと言えるでしょう。次のセクションでは具体的なシルエットの種類ついて紹介します。
代表的なシルエット”Iライン”・”Vライン”・”Aライン”とは！？
おしゃれな男性が魅せる代表的なシルエットは全部で3つ。
細身のIライン(定番・人気スタイル)、上半身がゆったりしていて下半身が細めのVライン、全体的ぴったりしている、ややゆとりがある、かなりゆったりしているなど、コーデには様々なタイプのシルエットが存在します。
それぞれには特徴があり、ぴったりサイズでは清潔感や安心感を、ゆったりサイズでは個性的な印象や落ち着いた雰囲気を相手に与える効果があります。
チノパンにシャツといったシンプルコーデにおいても、サイズ感を意識するだけで瞬く間にスタイリッシュなイメージに、反対に適当なサイズをチョイスするとせっかくの良いアイテムが台無しに。
このように、コーディネートでは自分自身のシルエットを自覚することが、とても重要だと言えるでしょう。次のセクションでは具体的なシルエットの種類ついて紹介します。にゆったりめのAラインがあります。
それでは、1つずつ特徴をチェックしていきましょう。
About I-line Silhouette(アイ)ラインとは
Iラインとは、上半身から下半身まで凸凹のない「I」のような直線の細身シルエットです。
すっきりとした清潔感があるため、ビジネスシーン、ドレスコードのあるパーティー、冠婚葬祭など、フォーマルが求められる場面ではIラインコーデが活躍します。
細身を意識するとはいえ、タイトすぎるアイテムを選んでしまうと、ピチピチでみっともない格好になってしまうので加減が必要です。
About V-line Silhouette(ブイ)ラインとは
Vラインの基本は、下半身は細身、上半身にはゆとりを持たせた、若々しくカジュアル志向のある着こなしになります。
VラインとIラインは近い関係にあり、スリムスーツ上に大きめのトレンチコートを着ればVラインの完成、コートを脱いでスーツ姿になればIラインに戻る、といった使い分けも簡単です。
About A-line Silhouette(エー)ラインとは
上半身から下半身へかけて、緩やかにサイズUPしていくAライン。うまく着こなすと、男らしい魅力あふれる、ゆるカジファッションを作れるメリットがあります。
一方、ダボダボすぎてしまうと相手にルーズな印象を与えてしまうリスクがあるため、Aラインは上級者向けと言えるでしょう。
シルエットを整えるコーディネート紹介
シルエットを整えると、シンプルなコーディネートでもスタイリッシュに決まり、相手に与える印象も変わってくる。
このように、おしゃれファションを楽しむには、シルエットの調整は欠かせない要素だということが分かりますね。
ここからは初心者向けのIラインVラインのコーデを、定番アイテム「スキニーパンツ」「テーパードパンツ」「ワイドパンツ」の3つを取り入れて紹介していきます。
Skinny Pantsスキニーパンツ
下半身をシュッと引き締めて、スリムですっきりとした印象を出したいならスキニーパンツがおすすめ。
スキニーパンツの特徴は、ボトムの生地が皮膚にぴったり張り付くほどタイトな作りになっており、脚を細く見せたり長く見せたりする効果があります。
ただし、お尻や太ももがパンパンになってしまう程きついサイズを着てしまうと、逆に太って見えることがあるので注意しましょう。
自分の体形にあったスキニーパンツを1枚持っておくと、色々なコーデがしやすくなるので便利ですよ。
スキニーパンツで作るIラインコーディネート
ジャストサイズの襟付きシャツと、スキニーパンツを合わせたIラインコーデは、キリっとしたシンプルな仕上がりに。
老若男女問わず誰にでも好まれる無難なコーデなので、メンズファッション初心者におすすめしたい組み合わせです。
「もっと個性を出したい」という方は、柄シャツや帽子を取り入れたり、シューズを派手にしたりしてアクセントを加えてみると良いでしょう。
スキニーパンツで作るVラインコーディネート
ゆったりしたカットソーにスキニーパンツを合わせたVラインコーデは、上半身のサイズ感にゆとりを持たせることで、若々しいフレッシュな印象に。
一見するとカジュアル感の強いスタイルに見えますが、細身のスキニーパンツを履くことでカジュアルと綺麗目のバランスを整え、くだけすぎるのを防いでくれます。
「楽に着れるファッションがしたいけど、ラフすぎるのはNG」そんな方におすすめです。
Tapered Pantsテーパードパンツ
ウエストから足首にかけて、徐々にサイズが細くなるテーパードパンツ。
太ももはストレートパンツのような太さがあり、ふくらはぎから足首周りはスキニーパンツのような細さが特徴です。
テーパードパンツの寸法は、体型が目立ちにくい余裕のある作りでありながら、スリムなシルエットを表現してくれます。
そのため「脚が太い」「脚が細すぎる」など、コンプレックスがある方でも格好よく着こなせる、人気アイテムだと言えるでしょう。
テーパードパンツで作るIラインコーディネート
上半身はぴったり目の襟付きシャツをチョイスすることで、お尻周りや太ももの周囲が幅広いテーパードパンツのカジュアル感を打ち消し、メリハリのあるIラインコーデが作れます。
スキニーパンツよりも楽に履けて、スタイリッシュな要素も兼ねそろえるテーパードのIラインコーデは、日常生活の様々なシーンで活躍すること間違いないでしょう。
テーパードパンツで作るVラインコーディネート
上半身は男らしいビッグTシャツ、下半身は細身すぎないテーパードパンツを合わせることで、若さ溢れる元気な印象に。
また足首の見えるローカットのシューズを選べば、テーパードパンツの特徴(足首の綺麗なライン)をさらに強調できます。夏はサンダルでもOK。
スキニーだと「か細くて弱弱しく見えてしまう」そんな心配がある方に、おすすめのコーデです。
Wide Pantsワイドパンツ
ワイドパンツとは、そのネーミングの通り「腰から足首まで、それぞれの周囲が幅広くデザインされた」ボトムです。
周囲だけでなく、股上が長く股下が短いといった特徴もあり、全体的にルーズな作りになっています。
脚の形はほとんど隠れてしまいますので、体型を出さずにおしゃれしたい方にピッタリのアイテムです。ただしサイズ選びやコーディネートが難しいウェアなため、着こなすには工夫が必要でしょう。
ワイドパンツで作るIラインコーディネート
ワイドパンツの緩やかな広がりに合わせたトップスを着ることで、ソフトな印象のIラインコーデが作れます。
クセの強いワイドパンツを綺麗に着こなすポイントは、裾の長さを少し短めにすること。
足元がすっきりしていると、パンツがダボダボ・ヨレヨレになるのを防ぎ、太いワイドパンツでもシャープに魅せられるでしょう。
ワイドパンツで作るVラインコーディネート
ワイドパンツを使ったVラインコーデは、上下ともにオーバーサイズのアイテムを合わせるため、かなり伸び伸びとした印象です。
服の存在感が際立つ分、小顔効果が望める嬉しいメリットも！
その反面、あまりにも服のサイズが大きすぎると「服に着られてる」といった残念な結果になってしまうので、「上下のバランス」と「ルーズすぎないサイズ感」を気にしてコーデしていきましょう。
